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2013年04月10日

「地球鼓動」 柳木昭信写真展

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●会 期  開催中~6月9日(日曜)まで  9:00-17:00 (入館は16:30までに、休館日:月曜、4/30、5/7)
●会 場  ミュゼふくおかカメラ館  富山県高岡市福岡町福岡新559  Tel: 0766-64-0550
●入館料  一般600円、大・高生300円、小・中生100円
▼柳木昭信氏のコメント……
 これまで三十数年間にわたり、世界各地の大自然をテーマに写真を撮りつづけてまいりました。特に、アラスカ、ニュージーランド、オーストラリアで過ごした時間は長く、特別な思いがあります。また、郷里立山へも二十数年以上通いつづけています。
 その間にさまざまな自然のドラマに遭遇し、多くの人々や動物たちとの出会いがありました。はじめて見るオーロラの出現に宇宙の神秘を感じ、厳しい極北の地や広大な砂漠のど真ん中で牛を追いかけながら生活している人々に接し、『生きる』ということについてつくづく考えさせられました。
 雄大な自然のなかに自分の身を置いていると、不思議と謙虚な気持ちになり、自然への畏敬の念を抱かずにはいられません。
 「生涯のテーマは、自然と人間の関わりあい」……これからは、日本列島をゆっくり旅しながら、そこに暮らす人々、そして自分自身にも問いかけていきたいと思っています。

投稿者 ips_kanri : 11:36

2013年04月08日

マリオ・ジャコメッリ 写真展

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 ▲"Io non ho mani che mi accarezzano il volto " (邦訳: 私にはこの顔を撫でてくれる手がない) 1964-63 Archivio Mario Giacomelli, Senigallia

●会 期 開催中~2013年5月12日まで  10:00-18:00(木・金は20:00まで) 月曜休館 
●会 場 東京都写真美術館  恵比寿ガーデンプレイス内 Tel: 03-3280-0099
●観覧料 一般1,000円、学生800円、中高生・65歳以上600円
▽内 容……
 「黒」と「白」を見事に操り、強烈なハイコントラストで「死」と「生」に立ち向かったマリオ・ジャコメッリ。
2008年、140余点による本邦初の回顧展は大きな反響を呼び、数多くの来場者を迎えました。
 今回は「ホスピス」「スカンノ」「神学生たち」「大地」などの代表作はもとより、前回紹介されなかった8シリーズ中でも最も詩的なシリーズ「シルヴィアへ」を加え作品数を218点と大幅に増やし、作家への本質へ切り込む展覧会となります。

 ジャコメッリは、1枚の素晴らしい写真で何かを語るのではなく、組み合わされた写真群で事物の本質へ迫ろうとする写真家です。そのような作家の営為の延長線上に今回の展覧会は位置づけられます。
 作品相互の関係が響きあうことにより、ジャコメッリ理解の深化をはかり、単なる回顧ではなく、現在もなお写真表現の未来をも指し示しているジャコメッリの、作家、人間双方の本質を明らかにする展覧会にご期待ください。(案内バンフ前文より)

投稿者 ips_kanri : 11:15